Mother
投稿者:小峰 理佳
昨日、母から荷物が届きました。
今年のお正月は、母が上京し、家族揃って過ごしたのですが、
その際に、着物のリサイクルショップへ出かけました。
以前から、サロンでセッションをする時のエプロンのようなものを探していたのですが、
なかなか「コレ!」というものに出会えずにいました。
他の用事で、浅草へ出かけた時に、着物のリサイクルショップの店頭で、
羽織を売ってまして、それがものすごく安い!
柄も洋服と異なり、地味派手なものから、シックなものまで幅広いんです。
「羽織を直して、作務衣みたいにしたら、アタシらしいかも!」
と、ひらめいて、洋裁好きの母にTEL。
「じゃ、お正月にお店で合いそうなものを探そうよ」
ということになりました。
お店で探している時も、大笑い。
サロンで着るって言ってるのに、黒地に赤い糸の織りで龍の柄を持って来て、
「お姉ちゃん、ρ(・д・)コレ似合うんじゃない?」
と、言い出す始末。
それは、すぐに却下して、他のものを何点か購入しました。
その作務衣1号が、昨日到着したのです。
母は、和裁の経験はないので、ミシンで縫うよ〜と言ってたのに、全て手縫い。
母曰く、
「作る時に、すごく悩んだんだけど、途中からおばあちゃんが乗り移って、スイスイ作れた!」
(ばあちゃん、10年前に亡くなってます)
うちのばあちゃんは、和裁が得意で、器用に何でもこしらえてくれる人でした。
丹前やちゃんちゃんこ、長座布団まで作って送ってくれました。
アタシが、若い頃、貧乏で田舎に帰れず、東京で年越ししてた時も、
お餅や赤飯を冷凍し、食料満載のクール便が届きました。
お煮しめを具と汁に分け、ペットボトルに汁が入っているのを見た時は、ダンナと大笑いしました。
(その後、ふたりしてむさぼるように食べたけど)
母が作った作務衣に、袖を通した時に、その祖母のちゃんちゃんこを思い出したのです。
亡くなった家族まで、自分が進もうとしている道を応援してくれていると思ったら、
嬉しくて、泣きそうになりました。
母も、
「これで、いい仕事ができるね。お母さんも頑張って2号を仕上げるから、
姉ちゃんも頑張ってね!」と応援されました。
母は、また5月の連休に上京すると意気込んでいました。
夏用の絽の着物をさがして、夏バージョンの作務衣を作ってくれるそうです。
セッションでお会いできる時に、この母お手製の作務衣の出来映えも、
教えていただけたら嬉しいです。




