体験記1

誘導には少し時間がかかった様でしたが、ある前世に着きました。 でも、何もわかりません。
「あなたの足下を見て下さい」と言われても、見えないので正直にお伝えしたところ、「触ってみて下さい」という一言に、黒い裸足の足が見えました。
草原の中で白い木綿や麻を着た髪を複雑に結った黒い肌の少女、という事がわかりました。草原の中の自分のお家のドアを開いたとたん、家の外と中が違う事に気がつきました。海が見渡せる窓があり、ペルシャ調の赤とベージュの絨毯、草原がいつの間にか海の近くになっていました。
ドアを開いたとたん違う人生に着いてしまった様です。

まず、いつもご飯を食べている場所に行き、再確認です。
大きな食卓に私ときれいな女性が話している場面が映り、私はアラブの男性で白い上下の服に身を包んでいてジュダという青年でした。目の前に話しているのは当時の妹マヤでした。
セラピストに美しい妹の眼を覗き込む様に言われました。そうするとはっきりした感覚ではなかったのでしたが、今の私の弟という事がわかりました。
二人は仲の良い兄弟の様で、私には既に一緒に住むお嫁さん(ユン)と小さい赤ん坊(リタ)、そして父、祖父母と一緒に住む大家族の様でした。
私はユンとリタと父祖父母とその後も幸せに暮らしていた様です。

妹はもう年頃だったので、兄としては心配だったのですが、妹マヤの思いを寄せていた男性はもう結婚していました。
もう、村には結婚適齢期の男性が一人しかいませんでした。兄ジュダはその男を嫌っている様です。なぜなら、村一番の金持ちの御曹司でお金に物を言わせて何事も解決をする様な男でしたから、絶対妹と結婚させたくなかったのでしたが、美しい容姿のマヤを小さいときから好きだった男は結婚を申し込んできました。

何度も断ったのですが、20歳をすぎた頃、そうもいっていられなくなり、苦渋の選択でしたが、妹マヤはその男のところへ嫁ぐ事になりました。

結婚式の場面のあと、妹が苦しむ姿、妹が旦那を受け入れない姿、旦那が一生懸命大切にしようとしても拒否する姿、姑にいじめられる姿、などが現れました。

兄ジュダはマヤの事を気にかけ、旦那がいないときにマヤの所を訪れて何度も聞き出そうとしました。 きっとマヤは我慢している、苦しんでいるのならなんとかしてやりたい気持ちでいました。ですが、以前の様にマヤは一向に素直な気持ちを語ってはくれませんでした。どう見ても、マヤは苦しそうでしたが、語ってくれない以上しょうがありません。
心配ではありますが、放っておきました。

そして、妹は30を超えたある日、死んでしまいました。
ジュダは苦しみの中、木々の間に土を掘っていました。
後悔や悲しみ、怒りなどが入り乱れて、ものすごく苦しみながらマヤのお墓を掘っています。

そのときにセラピストの誘導で生前のマヤ自身に入りました。
マヤは夫を拒否し続け、以前一緒に住んでいた兄ジュダの家族をうらやみ、以前好きだった男の事を思い、誰にも私の気持ちはわからないとかたくなになっている様でした。

そしてマヤの夫の中に入りました。
彼はずっとマヤを好きでした。そして、結婚してとても幸せでマヤを大切にしようと色んな誠意を見せていた事も知りました。でも、マヤはかたくなでいっこうに夫に心を開こうとしませんでした。 それでも、彼はマヤを大切に思っていた様です。

また、若すぎたマヤの死の真相を知るためにまたマヤの中に入りました。
マヤは子供ができない事を姑に責められ、そして子供を産めないなら出て行く様に言われ、マヤは行くところがないため拒否しました。
姑はそんなマヤが許せずに彼女を高いところから突き落としました。

そして、彼女はその事で苦しみから解放されて、死にました。

ジュダは死ぬ迄マヤの夫が殺したと思っていました。
ジュダはリタに見守られ、幸せな人生を全うしました。

私がこの人生の出来事で学んだ事を振り返りました。
私は疑う事しかしませんでした。マヤは現在の弟と同じで自分の殻にこもっていました。一人で我慢し、誰にも話さず、ただ嫉妬と悲しみとの日々でした。ですが、悲嘆していたマヤの横にはマヤを心から愛して大切にしようと決心した男性がいました。ジュダは自分の偏見で彼には一切近づきませんでした。妹の事を心配するなら、マヤの周りにいる人と関わって行く事、家族ぐるみの付き合いをして行けば、マヤは自暴自棄になる事なく自分自身と向き合い、孤独からもう少し遠ざかったかもしれません。

関わって行く事、そして正しく知る事、最前の方法をとる事でした。
コレは弟との関係に対する課題ではなく、私への大きな課題でした。

その後、私を守ってくれる天使と会いました。とっても暖かい光に包まれました。

天使からのメッセージは
『いつも一緒にいてくれて、生きていてくれて、ありがとう』でした。私の方がありがとうと言いたいのに。
天使はたまに龍の様にもみえました。

そして、ジュダの好きなところ、私の手放したいところをセラピストさんに聞かれました。
ジュダの好きなところを私に注ぎ込んでもらい、私の手放したいところをジュダに持って行ってもらうため、ジュダと私はしばらくハグしました。

そこで、前世退行を終えました。

見たときは映像も、気持ちも見えづらく、感じづらく、とても、客観的な物でしたが、一週間経ってみて、
「ああ、なるほどね~~~~。」って理解し始めた様です。

ありがとうございました。