体験記2
最近意味もなく深い罪悪感と一緒に体の奥底から突き上げてくる言葉がありました。
『ごめんなさい』って必死に叫んでいる感じなのですが、私にはそれほどの罪悪感に身に覚えがないので、不思議に思っていました。
「足下を見て下さい」と言われました。
石畳の上に黒いブーツを履いた大きな足が見えました。
服装は比較的近い様です。シャツに皮ベスト、ワークパンツの様な物を着た口ひげの生えた男性でした。
住んでいるお家に行ってみると素敵なお山の別荘の様なお家でした。
奥さんと2人の息子、大きな白い眼がくりくりとしたわんちゃんがいました。
私の名前はヒューイ、奥さんはクレア、その他はなぜかぼんやりです。
場所はカナダ、時は1870年頃、山深い場所でひっそり暮らしている様です。
クレアはヒューイのひょうきんな性格が好きな様です。
働いている場所は、山小屋で何かを見張っているため銃を持っている様です。ですが、必要以上に銃は使わずアンソニーという同僚と二人で、交代で楽しく冗談良いながら働いている様でした。
セラピストの方は大きな出来事があった場面へと誘導しました。
私は17歳、ある学校に通っています。 何かの山の麓で何かの訓練をしている様ですが、よくわかりません。 ただ、生徒たちは山で訓練している事から山の事をよく熟知している様でした。 そして、卒業後は、その学校に関連した場所で働く様です。
訓練中の事故でヒューイは、間違えてある女性を殺してしまいます。
女性の彼はヒューイの仲の良い友人グラントでした。しかし、事故だったためグラントはヒューイの事を全くとがめませんでした。
彼の眼を覗くとそれは、現在の私の父親にそっくりです。
ヒューイはそんな事から学校から離れた場所で隠れる様に暮らしていました。
グラントには一年に一度は会っていた様です。
そして、2人の息子が大きくなり、15歳くらいの頃、大好きな息子の一人が雪山で遭難します。それは、グラントが働く山小屋のある場所でした。
息子は山小屋でグラントとあい、その後遭難したと、グラントから聞きました。
そこで、ヒューイとクレアはグラントに疑いを持ちますが、ヒューイは彼の愛する彼女を殺してしまった事から、責める事ができず、苦しみます。
そして、勝手に私が犯した過ちが愛する息子を殺してしまった・・・と決めつけ、苦しみもだえるのでした。
そこで、ヒーラーはヒューイの息子が遭難した場面に私の魂を送り見せてくれました。
グラントは山小屋でヒューイの息子に会い、手厚くお世話をしてくれた事、心配していたわってくれた事、などを知りました。息子は山の事をあまりよくわかっていなかったのでグラントの一言一言は本当にありがたい物でした。
それでも息子は一人で山小屋をでて、遭難します。そして、グラントは必死に探してくれていたのでした。
次にヒューイが若い頃に殺してしまった女性の葬式の場面へと戻りました。その女性はグラントと婚約をしていた様です。
彼女のご両親は結婚式を楽しみにしていた様でした。
ご両親が嘆き悲しむ姿、殺した男性に対する怒り、を見ました。ヒューイは葬式には参列しませんでした。そして、ご両親には殺してしまった男の名前は伝えられてはいませんでした。彼女の母親は現在の私の姉にそっくりでした。
そして、最後にヒューイの死の場面に行きました。ヒューイもまた、雪山の中で動けなくなり一人、ひっそり死んで行きました。
そして,この人生を振り返りました。
おかしてしまった事に対して、ひたすら逃げ続けていました。
自分がおかしてしまった事に対しても、償いをする相手からも、息子が死んでしまった真実からも、本当にやりたかった職業からも、真実を見つける事からも、人を信じる事からも逃げていました。
何一つ乗り越えられなくて、向き合えなかった。
冗談を言う事は得意だったけれど、何かを必死に隠そうとしている様でした。
そう、私は向き合う事ができずに、何かから逃げようとするときに『ごめんなさい』という言葉が体の中から突き上げてくるのだ。と気づきました。
逃げずに向き合う事。
苦しくても他人と関わって行く事。
一つ目に見た人生と重なる事が多かった。
疑う前に真実を追究する事、信じてみること。
どうしたらいい、という解決策はまだ見つけられないけれど、ヒューイの人生から学ぶところがたくさんあった。
最後にヒューイに苦しかった感情を持って行ってもらった。
ありがとう。