体験記5
私は人間関係において、すぐに自分を責めてしまう、私が悪いんじゃないかと思ってしまう癖があり、その理由が思い当たらないことから、苦しんでいる自分を癒したくて、お願いしました。
すぐに、見るべき前世の中に入りました。
私はフランス人の女の子で、ジェシーという名前でした。
時代は、ごく最近でした。
自宅の食卓で、隣に父が座り、その向かいに母が座り、母の隣に弟、その隣に祖母(父方の)がいました。
みんなの話を聞いてみると、家庭環境がちょっと複雑で、母親が前夫と結婚しているときに現夫と不倫の末、ジェシーと弟を身ごもり、前夫の子供だと偽りながら育て、それでも何とか離婚に持ち込み、今の夫と再婚したようです。
そのせいで母と祖母の仲が悪く、父も家庭のことよりも仕事(歴史小説家だったようです)に一生懸命で、子供たちとも上手くいっていなかったことがわかりました。
そこで、それぞれが話し合い、思いを伝え合い、解決策を見出すことで、みんなに笑顔が戻りました。
その後ジェシーは、高校に行き大学に行き、何人かの男性とお付き合いをし、教師になり、結婚し、娘を二人授かります。
ある時、娘が交通事故にあい、命は助かったのですが、ジェシーはその場にいなかったのにも関わらず、必要以上に自分を責めていました。
なので、どうやら、私の「自分を責める癖」というのは、もっと過去の人生にあったのではないかということになり、セラピストさんに、違う人生に入るよう誘導されました。
次に着いたのは、モンゴルの草原で、私は20歳くらいの青年で、名前をポイといいました。静かに座って瞑想をしていました。
聖職者ではなかったようですが、近くにいた友達の話を聞くと、いつも瞑想をしていて、その集中力がすごいと言っていました。
仲間の男たちで街まで旅をして、街でお金や食料や衣類を調達し、女子供の待つ村まで戻るという生活をしていました。
時代は相当昔だったようです。
その、問題の出来事が起こるところまで、一気に行きました。
ポイは街で反物を売る店を出していました。
そこは、違う場所で商売をしている友人に頼まれて任されていた店でした。
ある日、ポイが働いている市場で店を出している主人が、ポイにお金の相談をしました。
どうしてもまとまった金が必要で、すごく困っている。すぐに返すから貸してほしいという話でした。
ポイは、自分が預かっている店の反物やお金を、貸してしまいます。
でもその相手は、どこかに消えてしまい、戻ってくることはありませんでした。
ポイに店を任せていた友人は怒って、ポイと縁を切ります。
ポイは、困っていた人を助けたいという思いでしたことで、結局友人もお金や財産もなくしてしまい、自分を責めます。
この出来事で、現在の私の、「自分が悪いのではないか」「人に嫌われるのではないか」という思い癖の大元が、少しわかりました。
臨終の場面に行くと、草原においてある椅子に座り、穏やかな表情をしていました。
隣に自宅のテントのような小屋があり、その前に娘と妻がいました。
死んで、たましいが上に上っていきます。
前回の時にも見た、光り輝く場所へ、たどり着きました。
今度はそこに、大きな天使が立っていて、私を赤ちゃんのように抱いていました。
私はその光り輝く存在から、セラピストさんの誘導により、いろんなメッセージを受け取りました。
「本当の愛は、与えることだけではない。本当に愛を持つなら、厳しさも必要。」
「その人に必要なのは何なのか、相手の話をよく聞き、善悪を判断する。悪だったら、それを善に変えてあげられるように、努力することが、その人への愛。悪というものは、本当は存在しないけど、寂しさや怒りが悪に変わることがあるから、澄んだ目で見れば、それを見つけてあげられる。」
「あなたは常に、一番です。みんながみんな、常に一番です。」
これらの言葉は、今の自分の今後の人生において、人や自分と関わるときにとても大切な意識だと、感じました。
ポイのしてしまったこと、その事に対する後悔や罪悪感、そういうものを、光の存在に癒してもらい、温かい愛で満たされました。
ジェシーの人生では、現在の私が、なぜか小さい頃からフランスが好きで興味を持っていたこと、よく人に、「教師が向いている、教えるのが上手い」と言われることと繋がるなぁと思ったのが印象的でした。
今後、自分の人生を一生懸命生きていく中で、前世退行療法を受けたことにより、様々なメッセージや気づきを得られたほか、人間の奥深さ、見えない力の働きかけの偉大さなどを感じました。
ありがとうございました。